デイサービス・健診センター看護師の働き方|夜勤なし・日勤のみで働きたい人へ

「夜勤や急変対応に疲れた…でも看護は続けたい」

「子育てや家庭と両立できる、日勤のみの看護師の仕事が知りたい」

そんなときに候補に上がりやすいのが、デイサービス健診センターです。

どちらも「夜勤なし」「土日休みの求人が多い」イメージがありますが、

実際には

  • 具体的な仕事内容
  • 「きつい」と言われるポイント
  • 向いている人・向いていない人
  • 給料や働き方のリアル
  • 転職の進め方

など、気になることがたくさんありますよね。

この記事では看護師の目線で、

デイサービス・健診センター看護師の働き方をまるっと解説していきます。

おかゆ

「夜勤がつらい」「でも看護は嫌いじゃない」って思えている時点で、もう十分がんばってきた証拠です。
いきなり病棟を辞める前に、デイサービスや健診センターという選択肢が自分に合うか、一緒に整理してみましょう。

目次

夜勤なしで働ける「デイサービス・健診センター看護師」とは

まずは、デイサービス・健診センター看護師がどんな仕事なのか、全体像をざっくりつかんでおきましょう。

日勤のみで働きたい看護師に選ばれている理由

デイサービス・健診センターが人気の理由は、とてもシンプルです。

  • 夜勤なし・早朝〜夕方までの日勤のみが中心
  • 比較的、命に直結する急変が少ない
  • 土日休み・日祝固定休など、家庭と両立しやすい勤務形態が多い

「看護師 日勤のみ 求人」で検索すると、必ずと言っていいほど出てくる職場タイプですね。

一方で、

  • デイサービスは介護業務が多くてきつい
  • 健診センターは採血がひたすら続いてしんどい

など、「思っていたのと違った…」という声もよく聞きます。

楽そうに見える裏側の大変さもある、というのは頭に置いておきたいところです。

病棟との違い|急性期から「生活・予防」サポートへのシフト

病棟看護は、どうしても「治療」「急性期対応」「全身管理」が中心になります。

一方、デイサービス・健診センターは少し軸が変わります。

  • デイサービス:在宅で暮らす高齢者の生活を支えるための健康管理
  • 健診センター:病気の早期発見・予防のために検査を安全に進めるサポート

イメージとしては、

「命を救う」から、「生活を支える」「病気を防ぐ」方向に、看護のベクトルがシフトする

と考えると分かりやすいかもしれません。

デイサービスと健診センターのざっくり比較

ざっくり特徴を並べると、こんなイメージです。

  • デイサービス
    • 利用者:在宅で暮らす高齢者(要介護度はさまざま)
    • 業務:バイタル・服薬管理・処置+食事・排泄・入浴など介護業務も多い
    • 関わり方:同じ利用者さんと長く関係を築きやすい
  • 健診センター
    • 利用者:基本的に元気な人(会社員・主婦・学生など)
    • 業務:採血・計測・検査介助・結果説明の補助・事務作業など
    • 関わり方:1人あたりの関わりは短いが、1日に対応する人数が多い

もっとたくさんの職場タイプを知りたい」という方は、
「病棟だけじゃない!看護師の職場タイプ徹底比較【クリニック・訪問看護・老健・デイ】」の記事もあわせて読むと、全体像がつかみやすくなります。

デイサービス看護師の仕事内容と1日の流れ

ここからは、デイサービスをもう少し詳しく見ていきます。

デイサービス(通所介護・通所リハ)の基本と看護師の役割

デイサービスは、「自宅で暮らす高齢者が、日中だけ通って過ごす場所」です。

  • 通所介護(デイサービス):入浴・食事・レクリエーションがメイン
  • 通所リハ(デイケア):リハビリテーションがメインで、医療色がやや強め

看護師の主な役割は、

  • 利用前の体調確認(バイタル測定・問診)
  • 服薬・インスリン・経管栄養などの医療的ケア
  • 皮膚トラブルや褥瘡などの処置・観察
  • 体調変化時の医師・家族への連絡・救急要請の判断補助

など、「安全に1日を過ごしてもらうための健康管理」です。

主な仕事内容|健康管理・医療処置・介護スタッフとの連携

1日の中で、看護師が関わる場面はかなり多岐にわたります。

  • 到着時のバイタル測定・表情や動きの観察
  • 食事量・水分量・嚥下状態のチェック
  • インスリン注射・浣腸・処置など、利用者ごとの医療行為
  • 体調不良者の対応・救急搬送が必要かどうかの判断補助
  • 介護スタッフへの「今日の体調」の共有・注意点の伝達
  • 記録・家族への連絡・ケアマネへの報告

「看護業務だけしていればOK」ではなく、介護スタッフと一緒に利用者さんの1日を作っていくイメージです。

デイサービス看護師の1日のスケジュール例

例として、8:30〜17:30勤務の1日の流れをイメージしてみます。

  • 8:30 出勤・申し送り・当日の利用者確認
  • 9:00 送迎車から到着 → バイタル測定・体調チェック
  • 10:00 入浴前後の観察・必要な処置、皮膚トラブルの対応
  • 12:00 昼食介助・内服確認・嚥下状態の観察
  • 14:00 レクリエーション参加者の様子観察、体調不良者の対応
  • 15:30 おやつ・水分摂取の確認、処置の残りがあれば対応
  • 16:00 利用者の帰宅 → 記録・家族やケアマネへの連絡
  • 17:00 翌日の準備・申し送り、片付け
  • 17:30 退勤

施設規模や利用者層によって変わりますが、大まかにはこのような流れです。

医療行為より「生活支援」が多いって本当?

実際に働く看護師の声としてよく聞くのは、

  • 病棟より医療行為は少なめ
  • その分、生活支援・介護業務の比重が高い

というリアルです。

  • 排泄・移乗・食事介助など、身体介助に入る時間もそれなりにある
  • 医療処置そのものより、観察・声かけ・安全確保が中心
  • 「生活を支える」「在宅を続けるための調整」が看護の軸になりやすい

「医療処置をがっつりやりたい」よりも、

生活そのものを支える看護にやりがいを感じる人向けの現場といえます。

デイサービス看護師はきつい?メリット・デメリット・向いている人

次に、デイサービスのメリット・デメリットを整理します。

メリット|夜勤なし・残業少なめで生活リズムが整いやすい

デイサービス看護師の代表的なメリットは、次のとおりです。

  • 夜勤なし・日勤のみで生活リズムが整えやすい
  • 病棟と比べて、命に直結する急変は少なめ
  • 同じ利用者さんと長く関わることで、変化に気づきやすくなる
  • 家族やケアマネと連携しながら、在宅生活を支えている実感が得やすい
  • 子育て中の看護師でも働きやすい勤務形態の施設が多い

「看護師としての視点をいかしつつ、生活支援にも関わりたい」という人には、ぴったりの職場です。

デメリット・「きつい」と言われる理由(給料・責任・身体介助など)

一方で、「きつい」と感じやすいポイントもはっきりあります。

  • 病棟の常勤(夜勤あり)と比べると、年収が下がるケースが多い
  • 看護師が1人体制の施設もあり、責任が重く感じやすい
  • 排泄介助・移乗など、身体介助で腰や体力に負担がかかる
  • 認知症の方の対応など、コミュニケーションの難しさを感じる場面も
  • 小規模な事業所では、人間関係がこじれると逃げ場が少ないことも

「夜勤なし=楽」と思って転職すると、ギャップを感じてしまうことがあります。

方向性の違う大変さがあると理解しておくと、後悔しにくくなります。

デイサービスに向いている看護師・向いていない看護師の特徴

デイサービスに向いている人

  • 高齢者と話すのが好きで、ゆっくり関わるのが苦にならない
  • ちょっとした変化に気づき、「いつもと違う」を言葉にするのが得意
  • 介護スタッフと協力しながら、チームで動くのが好き
  • 体を動かすことに抵抗がなく、介助も「仕事の一部」と割り切れる

デイサービスは合わないかもしれない人

  • とにかく医療処置のスキルを磨き続けたい
  • 高齢者よりも、幅広い年齢・疾患に関わりたい
  • 介護業務を「看護とは別物」と感じてしまう
  • 小さな人間関係の中で働くのが極端に苦手
おかゆ

デイサービスって「楽そう」と思われがちですが、介護業務も含めて生活を支える看護がしたいかどうかがポイントかなと感じます。
「高齢者とじっくり関わるのは好きだけど、介助はかなり不安…」という場合は、見学で実際の様子を見てから決めるのがおすすめです。


「夜勤なしで働きたいけれど、どんな選択肢があるか整理したい…」という方には、
「夜勤なしで働きたい看護師へ|年収とキャリアを守る転職ガイド」の記事もあわせて読むと、イメージがさらに具体的になります。

健診センター看護師の仕事内容と1日の流れ

次は健診センターのについて解説します。

デイサービスとは雰囲気がガラッと変わります。

健診センターの役割と看護師のポジション

健診センターは、会社員や地域の方の健康診断・人間ドックを行う施設です。

看護師は主に、

  • 採血・血圧測定・身体計測・心電図などの検査を担当
  • 検査がスムーズに進むよう、安全管理と進行管理を行う

という役割を担います。

「病気の治療」ではなく、病気の早期発見・予防に関わるポジションです。

主な仕事内容|採血・測定・検査補助・事務作業など

健診センターの1日は、シンプルな業務の繰り返し+件数勝負というイメージです。

  • 受付・問診票のチェック
  • 採血(真空管採血が多く、件数も多め)
  • 血圧・身長体重・視力・聴力などの測定
  • 心電図・肺機能検査などの補助
  • 医師の診察補助・結果説明の準備
  • 検査データの確認・入力などの事務作業

採血や測定をひたすら回していく仕事なので、手技に自信がある人には向いています。

健診センター看護師の1日のスケジュール例

例として、8:00〜17:00勤務のイメージです。

  • 8:00 出勤・当日の受診者数や担当場所の確認
  • 8:30 健診開始、採血・測定・検査補助をローテーションで担当
  • 12:00 受診者のピークを越えたら交代で休憩
  • 13:00 午後の健診(人間ドックなど)対応
  • 15:30 残りの受診者対応・検査漏れのチェック
  • 16:00 機器の片付け・データ確認・簡単な事務作業
  • 17:00 退勤(繁忙期は残業あり)

午前中に受診者が集中しやすく、午前はバタバタ・午後は比較的落ち着くことが多いです。

繁忙期はどれくらい忙しい?出張健診の有無もチェック

健診センターは、繁忙期と閑散期の波があります。

  • 企業健診が集中する春〜初夏・秋は、かなり忙しくなる
  • 学校健診や自治体の集団健診がある場合は、早朝出発の出張健診

求人によっては、

  • 「出張健診あり(早朝出発・残業増えがち)」
  • 「センター内のみ(原則土日休み)」

など条件がかなり変わります。

転職の際は、ここを必ず確認しておくのがおすすめです。

健診センター看護師はきつい?メリット・デメリット・向いている人

健診センターも「楽そう」と思われがちですが、実際にはどうでしょうか。

メリット・デメリットを整理します。

メリット|土日休み・定時上がりが叶いやすい働き方

健診センター看護師の主なメリットは次の通りです。

  • 夜勤なし・土日祝休みの求人が多い
  • 受診者数が決まっているため、定時上がりしやすい職場も多い
  • 採血・心電図など、ルーティン業務を正確にこなすスキルが磨かれる
  • 基本的に元気な人が対象で、重症患者の全身管理は少ない

生活リズムを整えたい人や、家族との時間を増やしたい人にとっては、大きなメリットです。

デメリット・「きつい」と言われる理由(採血件数・単調さ・クレーム対応など)

一方で、「健診センターもしんどい」という声が出るポイントもあります。

  • とにかく採血件数が多く、手が追いつかない日も多い
  • 同じ説明・同じ動作を何十人・何百人と繰り返すため、単調さをきついと感じる人も
  • 針の痛み・待ち時間・結果などで、クレーム対応が発生することも
  • 繁忙期は残業や早出が続き、意外と体力も使う

「一人ひとりとじっくり向き合いたい」タイプの人には、物足りなさやストレスを感じやすい現場かもしれません。

健診センターに向いている看護師・向いていない看護師の特徴

健診センターに向いている人

  • 採血・心電図などのルーティンワークを正確にこなすのが得意
  • テキパキ動くのが好きで、スピード感のある仕事が苦にならない
  • 短時間で必要な説明を伝えるなど、要点を押さえたコミュニケーションが得意
  • 土日休み・カレンダー通りの勤務を重視しつつ、ある程度の忙しさは許容できる

健診センターは合わないかもしれない人

  • 一人ひとりとじっくり関わる看護をしたい
  • 同じ作業を黙々と繰り返すのが苦手
  • 採血に強い苦手意識があり、「これ以上練習したくない」気持ちが強い
おかゆ

健診センターは、看護師=話をじっくり聞く役割というイメージとは少し違う現場です。
採血や検査をテキパキ進めるのが得意な人には天職になりやすい一方で、「患者さんのそばで寄り添いたい」気持ちが強いと、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。

デイサービス vs 健診センター|自分に合うのはどっち?

ここまで読むと、「どっちも良さそうだけど、自分にはどっちが合うんだろう?」と迷う方も多いと思います。

ここでは、比較のポイントと簡単なチェックリストを用意しました。

仕事内容・関わる相手の違いで比較

デイサービス

  • 高齢者と長く関わり、生活全体を支えるイメージ
  • 介護スタッフと協力しながら、チームで1日を作っていく

健診センター

  • 元気な受診者が多く、短時間で多くの人をさばく
  • 検査を滞りなく進める、オペレーション的な要素が強め

「ゆっくり関わることにやりがいを感じるか」

「テンポよく回す仕事が好きか」で、大きく印象が変わります。

体力負担・採血スキル・コミュニケーションスタイルで比較

体力面の負担

  • デイサービス:介助・移乗などで体を使う場面が多い
  • 健診センター:立ちっぱなし・早歩きが多く、足腰の疲れが出やすい

スキル面

  • デイサービス:観察力・急変時の判断、在宅に近い視点
  • 健診センター:採血・検査スキル・時間管理能力

コミュニケーションスタイル

  • デイサービス:同じ利用者さんと長期的に関係を築く
  • 健診センター:短時間で必要な情報をキュッと伝える

チェックリスト|あなたはデイサービス派?健診センター派?

直感で○をつけてみてください。

デイサービス向きチェック

  • 高齢者と世間話をするのが好き
  • 「利用者さんの生活そのもの」に興味がある
  • 多少の身体介助は「仕事の一部」と思える
  • 在宅生活や家族支援にも関わってみたい

健診センター向きチェック

  • 採血や検査手技にはわりと自信がある
  • テキパキ動くのが好きで、単調作業もそこまで苦にならない
  • 土日休み・カレンダー通りに休める職場が理想
  • 「予防」「早期発見」という切り口の医療に興味がある

どちらに○が多かったでしょうか?

「なんとなくこっち寄りかも」という感覚があれば、まずはそちらから情報収集してみてください。

「そもそも夜勤を続けるか、完全に日勤だけにするか迷っている…」という方は、
「看護師の夜勤と日勤|どっち向き?チェックリストで自己診断」も参考になると思います。

デイサービス・健診センター看護師の給料・働き方のリアル

続いて、気になるお金と働き方のリアルな部分です。

給料・年収の目安と病棟からの収入差

一般的には、

  • 病棟の常勤(夜勤あり)と比べて、
    デイサービス・健診センターは年収が下がる傾向があります。
  • その代わり、夜勤手当や不規則な勤務がなくなることで、体力・メンタル面の負担は軽くなりやすいです。

「どのくらいの年収なら生活が回るか」

「貯金のペースをどうしたいか」など、

1度、家計と合わせて計算しておくと安心です。

残業・休日・長期休暇の取りやすさ

デイサービス

  • 送迎時間や記録の状況によっては、多少の残業が出ることも
  • 日曜+平日1日休みなど、週休2日シフト制が多い
  • 事業所の方針によって、希望休の通りやすさに差がある

健診センター

  • 受診者数が読めるため、定時上がりしやすい職場も多い
  • 土日祝休み・カレンダー通りの勤務形態もあり、家族と休みを合わせやすい
  • 繁忙期は残業や早出が増える可能性もあるが、繁忙期がいつかは事前に把握しやすい

いずれも、病棟と比べると長期休暇を取りやすい職場も多いので、

求人票や見学で「実際の残業時間」「有休の消化率」などを確認しておきましょう。

子育て中・ワークライフバランス重視の看護師との相性

  • 保育園の送迎がある
  • パートナーの帰宅が遅く、ワンオペ育児になりがち
  • 自分の体調回復の時間も欲しい

こんな状況の看護師さんにとって、デイサービス・健診センターは、

ワークライフバランスを整えやすい選択肢になり得ます。

一方で、「収入を大きく落としたくない」「将来のために貯蓄もしておきたい」場合は、

  • まずは非常勤・パートで試してみる
  • 夜勤少なめの病棟や、クリニック・訪問看護との比較もしてみる

といった選択肢もありです。

育休明けやブランク明けで復職を考えている方は、
「ブランクあり・ママ看護師の復職ガイド|子育てと両立できる職場の選び方」もチェックしてみてください。
「いきなりフルタイム病棟復帰は不安…」という方に向けて、働き方のパターンを詳しくまとめています。

デイサービス・健診センターへの転職ステップと「日勤のみ求人」の探し方

最後に、「実際に転職するとしたらどう動くか?」を具体的に整理しておきます。

求人票でチェックしたいポイント(看護師人数・医師常駐・出張健診など)

デイサービス・健診センター共通で、求人票や見学でチェックしておきたいのは次のポイントです。

  • 看護師は何人体制なのか(常に1人なのか、複数いるのか)
  • 医師が常駐しているか/近隣医療機関との連携体制はどうか
  • デイサービスなら:介護スタッフの人数・利用者数・要介護度のバランス
  • 健診センターなら:出張健診の有無・繁忙期の残業時間
  • 休憩時間はしっかり取れているか・残業代はきちんと支給されているか

「なんとなく楽そう」に見える職場ほど、実は人員ギリギリで回しているケースもあるので注意です。

見学・面接で「きつさ」を見抜く質問例

見学や面接では、ぜひこんな質問をしてみてください。

  • 1日の受け入れ人数と、看護師・介護スタッフの人数
  • 体調不良や急変時の対応フロー(誰がどう決めるか)
  • 残業が多くなるのはどんなタイミングか、月の平均残業時間
  • 繁忙期と閑散期の忙しさの差
  • 入職した看護師が、どれくらいで業務に慣れているか

回答の内容だけでなく、答え方の雰囲気も大事です。

言い淀みが多かったり、「正直…」と前置きが多い場合は、負担の大きさを示していることもあります。

おかゆ

見学に行くときは、「ここで働く自分」をイメージしながら見るのがおすすめです。
利用者さん・受診者さんの表情、スタッフ同士の声かけ、記録の量などは、求人票だけでは絶対にわからないポイント。
「あ、ここなら続けられそう」と感じるかどうか、直感も大事にしてみてくださいね。

「看護師 日勤のみ 求人」を転職サイトで探すコツ

「看護師 日勤のみ 求人」で検索すると、デイサービス・健診センター以外にも、

  • クリニック・外来
  • 訪問看護
  • 老健・特養・有料老人ホーム

など、さまざまな選択肢が出てきます。

転職サイトを使うときは、

  • 「日勤のみ」「土日休み」「日曜固定休」など、条件を細かく指定する
  • 「デイサービス」「通所介護」「健診センター」「検診」など、施設名・職場タイプで絞る
  • 通勤時間や保育園からの距離など、生活条件も一緒に相談する

といった形で、自分の希望を遠慮なく伝えてOKです。

転職サイトを使って条件交渉・働き方相談をするメリット

デイサービスや健診センターは、施設ごとにカラーが全く違います。
転職サイトを活用すると、

  • 人間関係・残業の実態・離職率など、内部情報を事前に教えてもらえる
  • 自分では聞きづらい給料・休日・残業の条件交渉を代わりにしてもらえる
  • 「夜勤なしだけど、年収はできるだけ下げたくない」など、少しわがままな相談もできる

というメリットがあります。

日勤のみ×デイサービス・健診センター求人をプロと一緒に探す

「デイがいいのか、健診センターがいいのか、自分では選びきれない…」

そんなときは、転職サイトの担当者に「デイサービスか健診センターで日勤のみ希望です」と率直に伝えてOKです。

  • レバウェル看護
    デイサービス・介護系・健診センターなど、施設系求人の数が多め
    地方の求人も探しやすいので、地元で夜勤なしの仕事を探したい人に向いています。
  • ナースではたらこ
    「この施設が気になる」という逆指名もしやすく、
    **「このエリアでデイサービス/健診センターをピックアップしてほしい」**といった相談に強いサイトです。
  • ナース専科
    企業系・健診センター系の求人も扱っていて、
    「病院以外の医療職場」を幅広く見比べたい人におすすめです。

転職を考えているならまずは登録から!


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まずは1〜2社に無料登録して、

「デイサービスと健診センターで迷っている」

「夜勤なしでいくらくらいの年収になるか知りたい」

と正直に相談してみるところからで大丈夫です。

まとめ|夜勤なしでも、自分らしく看護を続けられる職場を選ぼう

デイサービス・健診センターという選択肢のポイントおさらい

  • デイサービスは、在宅高齢者の生活を支える健康管理+介護業務がセット
  • 健診センターは、採血・検査を通して予防医療を支える仕事
  • どちらも「夜勤なし・日勤のみ」で働きやすい一方、
    それぞれ違った種類のきつさや大変さもあります。

「日勤のみ」だけでなく、自分の価値観・優先順位も整理しよう

転職を考えるときは、

  • どれくらいの年収が必要か
  • どのくらいの忙しさなら続けられそうか
  • 自分は「ゆっくり関わるタイプ」か「テキパキ回すタイプ」か

など、自分の価値観や優先順位も一緒に整理しておくことが大切です。

「とりあえず夜勤なしならどこでもいい」ではなく、

自分に合う職場タイプを選ぶことが、長く看護を続ける近道になります。

迷ったら一人で抱え込まず、情報収集と相談から一歩踏み出してみる

もし今、

  • 今の病棟や職場がつらいけれど、辞めるのも不安
  • デイサービスや健診センターが気になるけれど、イメージがつききらない

という状態なら、

  1. まずはデイサービス・健診センターの求人や記事を眺めてみる
  2. 気になる施設があれば、見学だけでも相談してみる
  3. 転職サイトや信頼できる人に、働き方の相談をしてみる

という、小さなステップからで大丈夫です。

おかゆ

職場を変える=逃げじゃなくて、これからも看護を続けるための準備だと思ってもらえたらうれしいです。

「今すぐ転職するかはまだ決められない」という段階でも、情報収集だけしておくと気持ちがかなりラクになります。

気になる転職サイトに1〜2つだけ登録して、条件や職場タイプの相談をしてみるところから、小さく一歩を踏み出してみてくださいね。

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この記事を書いた人

手術室看護師のおかゆです。
10年以上の経験を持ち、転職を経て今もなお手術室で活躍しています。
このブログでは、私自身が転職活動を行う際に感じた疑問や不安を元に、看護師の皆さまが次の一歩を踏み出す際の参考になる情報を提供しています。

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