手術室看護師の術式予習ガイド|おすすめマニュアル3選【2026年版】

「明日の術式、名前は聞いたことあるけど…正直どんな手術かイメージできない…」

「予習しなきゃと思いつつ、どこから手をつければいいかわからない」

手術室に入ったばかりの新人さんも、数年目で担当科が増えてきた中堅さんも、「術式予習」はずっとついて回るテーマですよね。

この記事は「術式予習 どこまで / オペ看 予習 やり方 / 術式予習 本」で迷う人向けに、明日から回せる“型”と本の選び方をまとめました。

実際に現場で使い倒してきた本や、後輩指導の中で「これがあると説明しやすい!」と感じた本だけを厳選しているので、

よければ予習用マニュアル選びの参考にしてみてください。



新人さん向けに「勉強の進め方とおすすめ本」をまとめた記事もあります。
オペ室1〜2年目の勉強法とおすすめ本

経験3〜5年以降で「麻酔・合併症・周術期を学び直したい」人は、こちらもどうぞ。
「中堅ナースにおすすめの本9選」

結論:迷ったらこの選び方でOK
明日の術式を「形」にしたいなら → 予習用術式マニュアル
術前〜術後までつなげて理解したいなら → 手術の見取図
写真・図で動きをイメージしたいなら → NEW はじめての手術看護
※1冊だけ選ぶなら、前日予習に使いやすい①が最短です。

目次

術式予習がオペナースの「安心」と成長をつくる

まずは、「そもそも術式予習って何のためにやるの?」というところから整理します。

ここを押さえておくと、「どこまでやれば十分か」のラインが見えやすくなります。

予習しているかどうかで当日の余裕が全然違う

同じ新人でも、

  • 術式名だけなんとなく知っている状態で当日を迎える人
  • 「目的」「ざっくりした流れ」「体位と大物器械」だけは押さえてくる人

では、手術室に入ったときの余裕がまったく違います。

予習をしていると、

  • 先輩の指示が「外国語」ではなく、ちゃんと意味のある言葉として入ってくる
  • 次に必要になりそうな物品や薬剤を想像しやすい
  • 想定外の展開でも「どこがズレているのか」を考えやすい

といったメリットがあり、結果的に患者さんの安全と、自分の安心感につながります。

おかゆ

完璧に覚えてから入室は難しいので、「とりあえず地図だけは持っていく」くらいの感覚で予習しておくとラクです。

新人も中堅も共通する「予習のゴール」とは

レベルは違っても、予習のゴールは共通しています。

  • 手術の目的と大まかな流れをイメージできる
  • 体位・主な使用器械・必要な物品がわかる
  • 術中〜術後で特に注意したいポイントを押さえている

全部を暗記する必要はありません。

まずは、地図を持った状態で当日を迎えることがゴールです。

新人のうちは「流れ+大物器械+体位」がメイン。

中堅になったら、そこに「術後管理や合併症」「麻酔・全身状態」を少しずつ足していくイメージでOKです。

病棟と違う?手術室ならではの予習ポイント

病棟と比べたときの、オペ室ならではのポイントは、

  • 「何をするか」だけでなく、「どの順番で」「誰が」「どこに立って」行うかが大事
  • 体位固定・圧迫・神経損傷など、ポジショニング由来のリスクが多い
  • 器械・物品・薬剤の準備漏れが、そのまま手術の遅延やリスクにつながる

という点です。

だからこそ、術式の本も

医師向けの術式書だけでなく、「オペナースの視点で書かれたマニュアル」を併用すると、予習の効率がぐっと上がります。

新人〜中堅オペナース共通の「術式予習ステップ」

術式予習は、全部を完璧に覚えるより「何から見るか」を決めておく方が続けやすいです。

まずは下の流れで、5分だけでも確認してみてください。

手術室看護師向けの術式予習ルーティンを5ステップでまとめた図解。予定表確認、目的と流れ、体位と大物器械、部署マニュアル確認、術後の注意点の順で整理している図。

まずは予定表・術式名・担当科から情報を集める

予習のスタートは、予定表の確認から。

  • 術式名
  • 執刀医・麻酔科医
  • 予定手術時間
  • 担当科・予定患者数

をざっと見て、

「どの科の・どんな疾患に対する・どのくらいのボリュームの手術か」

をイメージします。

術式の目的・適応疾患をざっくり押さえる

次に、術式の目的と適応疾患をざっくり押さえます。

  • どんな疾患・状態に対して行う手術か
  • 開腹/腹腔鏡/ロボットなどアプローチの違い
  • 根治術なのか、姑息的な手術なのか

ここが見えてくると、

  • 術中の展開
  • 術後の観察ポイント
  • 予測される合併症

がぐっとイメージしやすくなります。

イラストや図で「手術の大まかな流れ」をイメージする

文字だけの説明は、どうしても頭に入りづらいですよね。

予習段階では、イラストや図が多い本を優先して見るのがおすすめです。

  • 皮膚切開〜閉創までの「おおまかなステップ」
  • どのタイミングで体位が変わるか
  • どの段階で出血や合併症が起こりやすいか

をざっくり追っておくだけでも、当日の見え方がかなり変わります。

体位・使用器械・物品・薬剤をリストアップする

次は、準備物品の視点です。

  • 体位(仰臥位・側臥位・砕石位…)
  • 体位に必要なマット・固定具
  • 代表的な器械・鉗子
  • 特殊器械(Cアーム、内視鏡機器など)
  • 術中によく使う薬剤(局所麻酔薬、止血剤など)

これらをリストアップし、自部署のマニュアル・セット表と照らし合わせて漏れがないか確認します。

術後の観察ポイント・合併症リスクまで確認しておく

最後に、術後の視点を少し足しておきます。

  • 起こりやすい合併症
  • 観察が必要な部位・ドレーン・創部
  • 痛みの出方、麻酔からの覚醒の様子

中堅になってくると、このあたりまで押さえておくことで、

病棟やICUへの引き継ぎ内容もイメージしやすくなり、「周術期全体を見る目」が育ちます。

夜勤明け/忙しい日の“5分予習”
①目的と大まかな流れ(1分)→ ②体位と固定の注意点(1分)→ ③大物器械/特殊機器だけ拾う(2分)→ ④不安点をメモして当日確認(1分)
「全部やる」より、“抜けたら危ない所だけ”を先に押さえるのがコツ。

術式予習に使える情報源と、その役割分担

予習に使える情報源は1つではありません。

「部署マニュアル」「市販の本」「Web情報」など、それぞれ得意分野が違うので、役割を分けて組み合わせていくイメージが大事です。

部署オリジナルの術式マニュアル・セット表

まずは、自部署のオリジナルマニュアルが最優先です。

  • 実際の物品配置
  • 病院ごとのルール
  • 麻酔科や執刀医のこだわり

といったローカルルールは、市販の本には載っていません。

市販本で「一般的な流れ」をつかみつつ、最終確認は部署マニュアルで行うのが鉄則です。

医師向け術式書・ガイドライン・学会資料

時間に余裕があるときは、

  • 医師向け術式書
  • 診療ガイドライン
  • 学会の患者向けパンフレット

などを読むと、「なぜこの手技をするのか」がクリアになります。

中堅〜プリセプター世代にとっては、

「後輩に説明できるレベル」にステップアップするのにぴったりの情報源です。

市販の術式マニュアル本を組み合わせるメリット

市販の術式マニュアル本には、

  • オペナースの視点でまとまっている
  • イラストや写真が多くイメージしやすい
  • 科ごと・術式ごとに見やすく整理されている

といった強みがあります。

部署マニュアルだけだと情報が断片的になりがちなので、

市販の本で骨組みを作り、部署のマニュアルで肉付けをするイメージがちょうどよいです。

「ググる」ときに注意したいポイント

最近はネットにも情報があふれていますが、
術式に関しては次の点に注意が必要です。

  • 一般向け・宣伝目的の記事も多い
  • 情報が古い/誰が書いたかわからないページもある
  • 著作権的にグレーな図や写真も混ざっている

公的機関・学会・大手医療サイト以外は、あくまで補助的に使うくらいが安心です。

おかゆ

ネットより先に本と部署マニュアルの順番を意識しておくと、情報迷子になりにくいです。

手術室看護師におすすめの術式予習マニュアル3選

ここからは、オペ室ナース目線で「これは使いやすい」と感じた3冊をご紹介します。

対象レベルや得意な分野が違うので、「今の自分」に合う1〜2冊を選ぶのがおすすめです。

新人〜中堅の予習の教科書に:「オペナースのための予習用術式マニュアル」

1冊目は、オペ室ナース向けに書かれた王道の術式予習本です。

  • 代表的な術式が科ごとにまとまっている
  • 体位・切開部位・使用器械・看護のポイントがコンパクト
  • 新人でも「どこを見ればいいか」がわかりやすい構成

「とりあえず予習用に1冊ほしい」という新人さん〜数年目まで、

予習の教科書として置いておくのにぴったりな本です。

ここが使いやすい

  • 前日の予習にちょうどいいボリューム
  • 後輩に「ここだけ読んでおいて」とページ指定しやすい
  • 部署で1冊+個人で1冊持っていても損はないタイプ

前日予習で毎回開ける“相棒”が欲しい人向け。

周術期全体を俯瞰したい人に:「手術の見取図 ―術式と術前〜術中〜術後を見わたす」

2冊目は、「手術の流れ+周術期全体」を1冊で見渡せるタイプの本です。

  • 術式の目的・手順だけでなく、術前〜術中〜術後の注意点までセット
  • 図・表が多く、「全体像」をつかみやすい構成
  • 病棟・ICU・外来ナースにも役立つ内容

オペ室数年目〜プリセプター世代が、

  • 「なぜこの体位・この手技なのか」をきちんと理解したい
  • 周術期全体を俯瞰して後輩に説明したい

と感じたときに、とても頼りになる1冊です。

こんなときにおすすめ

  • 新しい科・術式に入る前に“全体像”をつかみたいとき
  • 病棟やICUとのカンファで、共通の資料として使いたいとき
  • 術前・術後管理まで含めて学び直したいとき

術後管理まで含めて説明できるようになりたい(中堅〜指導役)。

ビジュアルでイメージをつかみたい人に:「NEW はじめての手術看護 “なぜ”からわかる、ずっと使える!」

3冊目は、写真・イラスト多めで“イメージで覚えたい人”向けの1冊です。

  • 術前・術後のアセスメントから、体位固定、器械出し、モニタリング、感染管理までを一冊にぎゅっと凝縮
  • 豊富な写真とイラストで、「オペ室で実際にどう動くか」がイメージしやすい構成
  • 「なぜこのケアをするのか?」という根拠もしっかり書かれていて、復習や後輩指導にも使いやすい

こんな人に向いている

  • 手術看護の“キホン”を、まずはビジュアルでざっくり押さえたい新人・異動ナース
  • 体位固定や器械出しなど、「なんとなくやってきたこと」の根拠を整理したい中堅
  • 後輩指導で「言葉だけだと伝わりにくいところ」を図解で見せたいプリセプター

写真・図で動きを掴みたい/体位固定が苦手。

3冊の比較と選び方(レベル・得意分野・紙/電子など)

3冊とも良い本ですが、得意なことが少しずつ違います。

「今の自分がどの使い方をしたいか」で選ぶと、予習が続けやすくなります。

手術室看護師向けの術式予習本3冊を比較した図解。前日予習向け、周術期全体の理解向け、写真や図で学びたい人向けの3タイプに分けて選び方を示している。

ざっくり比較(迷ったらここだけ)

  • 最優先:明日の術式を形にする → ①予習用術式マニュアル
  • 術前〜術後までつなげて理解したい → ②手術の見取図
  • 写真・図で動きをイメージしたい → ③NEW はじめての手術看護
    ※「1冊だけ選ぶなら」→ (前日予習の相棒になりやすい)

ざっくりとした選び分けは、こんなイメージです。

こうして役割を分けておくと、

「どの本をいつ開けばいいか」がはっきりして、予習も勉強も迷いにくくなります。

新人〜中堅オペナースの「レベル別・状況別」マニュアル活用法

同じ3冊でも、「新人」「数年目」「プリセプター」で使い方は少し変わります。

自分がどのフェーズにいるかをイメージしながら読んでみてください。

オペ室1〜2年目:まず身につけたい“基本の予習ルーティン”

1〜2年目のうちは、「毎日同じパターンで予習する習慣」をつくることが最優先です。

毎日の予習はこの順番でやるとラク

  1. 予定表で術式名・担当科・執刀医をチェック
  2. 『オペナースのための予習用術式マニュアル』で術式の目的&流れを確認
  3. 自部署のマニュアル・セット表で物品・器械をチェック
  4. 体位・体位固定具・必要なパッドを確認
  5. 気になるところだけ『手術の見取図』で術後管理をちらっと見る

初めての術式・苦手科に入る前のチェックポイント

  • 「大まかな流れ」と「体位・大物器械」だけは必ず押さえる
  • 不安なところはメモしておき、当日先輩に確認する
  • 症例が終わったあと、マニュアルの余白に気づきを1行メモする
おかゆ

完璧な予習は目指さなくて大丈夫。
「昨日よりちょっと分かった」を積み重ねるイメージで続けてみてください。

経験3〜5年:担当科を広げたいときの使い方

3〜5年目になると、

  • 担当科が増える
  • 困難症例や再手術が増える
  • 後輩に聞かれる場面が増える

など、「なんとなくわかる」から一歩進んだ予習が必要になってきます。

新しい科に入るときの流れ

  1. 『手術の見取図』で、
    • その科の代表的な疾患
    • 術式の種類と目的
    • 術後管理のポイント
      をざっくり把握する
  2. よく入る術式を『オペナースのための予習用術式マニュアル』でしっかり読み込む
  3. 体位や器械配置などイメージがつきにくい部分は、
    『NEW はじめての手術看護』の写真・イラストで補う

「なんとなく流れは知っている」を卒業する工夫

  • 本の「看護のポイント」「注意点」に付箋を貼って、自分の言葉でメモを書く
  • 実際の症例ごとに、マニュアルの余白に「今回の気づき」を追記する
  • 症例検討・勉強会の前に、『手術の見取図』で周術期の流れを再確認する

こうすることで、

「自分の経験」と「本の知識」がセットになり、応用力がぐっと上がります。

プリセプター・リーダー世代:後輩指導での見せ方

プリセプターやリーダーになると、「自分が理解する」だけでなく、

「どうやって後輩に説明するか」もセットで考える必要があります。

新人への「ここだけ読んでおいて」の指定の仕方

  • 『オペナースのための予習用術式マニュアル』の中で
    → 「術式名」「体位」「看護のポイント」の部分だけを指定
  • 1年目のうちは、「全部読んでおいて」ではなく、読む範囲をあえて絞る
  • 次の日の朝、「どこまで読めた?」と一言フォローする

勉強会・ミニカンファで3冊をどう使い分けるか

  • 術式の全体像:『手術の見取図』の図表を投影 or コピーして説明
  • オペ看護の具体的なポイント:『オペナースのための予習用術式マニュアル』の該当ページを参照
  • 体位や器械配置などイメージがわきにくいところ:
    『NEW はじめての手術看護』の写真・イラストを見せながら説明

本を「個人の勉強用」だけで終わらせず、

部署全体の共通ツールとして使うと、勉強会の質もぐっと上がります。

紙・電子版・自作ノートを組み合わせて「続けられる予習」にする

どんなに良い本があっても、続かなければ意味がありません。

ここでは、紙の本・電子版・自作ノートを組み合わせて、無理なく続けるコツをまとめます。

紙のマニュアルに書き込む・付箋を貼るメリット

紙の本には、

  • 余白にメモを書ける
  • 付箋で重要ページをすぐ開ける
  • 「使い込んだ感」がモチベーションになる

といったメリットがあります。

  • 執刀医のクセ
  • 施設独自のルール
  • 実際に起こったヒヤリ・ハット

などは、どんどん余白に書き込んでOKです。

「自分だけの術式マニュアル」に育てていくイメージで使うと、愛着も湧きます。

電子版・スマホで“スキマ時間”予習をするコツ

電子版やスマホで見られる資料がある場合は、

  • 通勤時間
  • オペ室の待ち時間
  • ちょっとした休憩の合間

に、1ページだけ・1術式だけと決めて読むのがおすすめです。

「30分勉強するぞ」と構えるのではなく、

1〜2分でできる予習を積み重ねる感覚で続けると、習慣化しやすくなります。

自分だけの「術式メモ」を育てていく(テンプレ例つき)

ノートやルーズリーフ、タブレットメモなどで、

自分だけの「術式メモ」を作っておくと、後から見返しやすくなります。

テンプレの例

  • 術式名/担当科
  • 目的・適応疾患(1〜2行で)
  • 体位・体位固定の注意点
  • 使用する大物器械・よく出る器械
  • 看護のポイント(術中・術後)
  • ヒヤリ・ハット/次回に生かしたいこと

マニュアル本で調べた内容に、実際の症例で感じたことを足していくことで、

同じ術式に入るたびに「自分用マニュアル」がアップデートされていきます。

よくある質問(術式予習)

術式予習は、どこまでやれば十分ですか?

完璧に暗記する必要はありません。

まずは 「術式の目的」「大まかな流れ」「体位」「大物器械」 がわかれば十分です。

最初から全部を覚えようとすると続かないので、“地図を持って当日を迎える”くらい を目標にすると気持ちがラクになります。

前日が忙しくて時間がない日は、何を優先して見ればいいですか?

時間がない日は、次の3つだけでも大丈夫です。

1. 術式の目的・おおまかな流れ
2. 体位と体位固定の注意点
3. 代表的な使用器械・大物器械

全部やろうとせず、まずは「抜けると困るところ」から押さえるのがおすすめです。

術式予習の本は、まず1冊だけでもいいですか?

はい、まずは1冊で大丈夫です。

「まず明日の手術をイメージできるようになりたい」という人は、予習用術式マニュアル系の1冊 から入ると使いやすいです。

慣れてきたら、周術期全体を見渡せる本や、写真・図が多い本を足していくと理解が深まります。

部署マニュアルと市販の本は、どちらを優先すればいいですか?

最優先は部署マニュアル です。

物品配置やセット内容、執刀医ごとの流れなど、その病院ならではのルール は市販本には載っていません。

市販の本で全体像をつかみ、最後は部署マニュアルで確認する使い方が安心です。

医師向けの術式書やガイドラインまで読んだ方がいいですか?

新人さんのうちは、まず オペナース向けの本と部署マニュアル が優先でOKです。

医師向けの術式書やガイドラインは、「なぜこの手技をするのか」まで理解したいとき や、担当科を広げたい中堅さん、後輩指導をする立場になってから少しずつ足していけば十分です。

予習しても、当日になると頭が真っ白になります…

それは珍しいことではありません。

予習の目的は「全部覚えること」ではなく、先輩の指示や術中の流れが少しでもつながる状態にしておくことです。

当日は、予習した内容を100%出し切れなくても大丈夫。

「昨日より少し分かった」 を積み重ねるだけでも、ちゃんと前に進めています。

まとめ:自分に合う1〜2冊を決めて、予習を習慣化しよう

最後に、この記事のポイントをぎゅっとまとめます。

全部やろうとするとしんどいので、「これならできそう」と思うところから一つだけ試してみてください。

新人〜中堅オペナースが押さえておきたいポイントのおさらい

  • 術式予習のゴールは「完璧な暗記」ではなく、
    地図を持った状態で当日を迎えること
  • 部署マニュアル+市販の術式本を組み合わせると、
    流れと現場感の両方が身につく
  • 自分のレベルに合わせて、
    1〜2冊の相棒マニュアルを決めてしまうとラク

「完璧に覚える」より「毎回少しずつアップデート」する

オペ室の術式はどんどん増えますし、

医師のやり方や機械も、時間とともに変わっていきます。

だからこそ、

  • 毎回の予習で「新しく1つだけ」ポイントを足す
  • 症例が終わったあと、マニュアルやノートに1行だけメモを足す

といった、小さなアップデートの積み重ねが大事です。

明日の手術から試せる、簡単な予習の一歩

もし今、

「予習しなきゃと思いつつ、何もできていない…」

という状態でも、大丈夫です。

まずは、明日の担当術式だけ、次の3つを確認してみてください。

  1. 術式の目的・おおまかな流れ
  2. 体位と体位固定の注意点
  3. 代表的な使用器械・大物器械

それを支えてくれる相棒として、
この記事で紹介した3冊の中から、自分に合いそうな1冊を選んでもらえたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

手術室看護師のおかゆです。
10年以上の経験を持ち、転職を経て今もなお手術室で活躍しています。
このブログでは、私自身が転職活動を行う際に感じた疑問や不安を元に、看護師の皆さまが次の一歩を踏み出す際の参考になる情報を提供しています。

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