【手術室看護師のスキルアップ】手術室認定看護師以外にもある!!資格4選

おかゆ
おかゆ

手術室看護師歴10年以上のおかゆです。

手術室で継続して勤務していく中で、スキルアップについて考える方も多いのではないでしょうか?

手術室看護師のスキルアップ資格として有名なのは、手術室認定看護師です。

しかし他にも手術室看護師のスキルアップに役立つ資格はあります。

  • 手術室認定看護師
  • 周術期管理チーム看護師(ぺリオナース)
  • 特定機能看護師
  • 手術実践指導看護師

上記の4つの資格になります。

この記事では各資格の概要や取得期間・かかる費用をまとめているので参考にしてください。

目次

手術室認定看護師とは?

手術室看護認定看護師は、日本看護協会による認定資格です。

看護師にとっては、認定看護師や専門看護師というのはメジャーな資格ではないでしょうか?

聞いたことはあるけど、詳しい内容までは知らないという方も多いと思います。

手術室認定看護師に求められる役割は実践・指導・相談の3つとなっています。

実践とは、手術合併症を起こさないように主体的に行動することを求められます。

具体的には、手術体位に関連する皮膚・神経損傷予防対策の改善に努めたり、安全管理(体温・体位管理・手術器材の適切な管理等)を行うことです。

指導とは、手術で働くスタッフがエビデンスに基づいた看護実践を行えるよう、勉強会を実施します。

相談とは、手術室スタッフからの疑問や安産管理の方法について一緒に解決策や改善策を考えます。

手術室認定看護師に認定されるには?

手術室認定看護師の認定審査を受けるには、東京女子医科大学看護学部・認定教育センターで6ヶ月以上の研修を受けることが必要となります。

入学条件も定められており、

  • 保健師・助産師および看護師の資格取得後、実務経験通算5年以上
  • 通算3年以上、手術看護分野での看護実践があること。
  • 手術看護における、器械出し・外回りの実践を有すること。
  • 現在、手術室勤務であることが望ましい。

上記の条件を満たしている必要があります。

手術室認定看護師になるための費用

認定看護師になるには授業料だけで100万円以上かかると言われています。

授業料としてかかる費用

入試検定料約5万円
入学金約5万円
授業料約70万円
実習費約10万円
認定審査費用5万円
認定費用5万円

この他にも、研修先が県外の場合は引っ越し費用やそこでかかる家賃などの費用も発生します。

概算で200万円以上はかかると言われています。取得するにはかなり高額な費用がかかります。

手術室認定看護師所得には支援制度がある病院もありますので、まずは自施設の支援制度を確認しましょう。

周術期管理チーム看護師(ぺリオナース)

周術期管理チーム認定制度とは、日本麻酔科学会が認定している制度です。

麻酔科医と協働して手術業務に携わる、看護師・薬剤師・臨床工学技士を対象にしています。

周術期(術前・術中・術後)における基礎的なセミナーを行っており、一定教育を受けたことを証明する認定制度があります。

周術期管理チーム認定の資格保持者には、特定行為研修(術中麻酔管理領域パッケージ研修)を受けやすくなるメリットがあります。

2022年4月現在、認定を受けた看護師は2,135名、薬剤師は276名、臨床工学技士は162名です。

周術期管理チーム認定制度の資格申請に必要な受講歴

周術期管理チーム認定制度(看護師)で必要な受講歴を下記にまとめています。

周術期管理チーム 【新規申請・看護師】

受付期間:5月15日〜6月30日(予定)

申請する年の3年前の4月1日から更新する年の3月31日までの間に以下のセミナー受講が必要。

・日本麻酔科学会セミナー 2回以上(※)
・日本手術看護学会セミナー 2回以上

※e-learningは対象期間ないに5ポイント取得でセミナー1回に相当

特定機能看護師(術中麻酔管理領域パッケージ)

特定機能看護師は厚生労働省で定められています。

特定行為とは、医師の包括的指示のもとに行われる診療の補助のことを言います。

看護師が「手順書」と用いて行う場合、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が必要とされます。

特定機能看護師の申請、研修は原則約1年かけて行われます。

日本麻酔科学会特定行為パッケージ研修内容

特定行為区分の名称(6区分)特定行為(8行為)
呼吸器(気道確保に関わるもの)関連経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置調整
呼吸器(人工呼吸法に関わるもの)関連侵襲的陽圧換気の設定変更
人工呼吸器からの離脱
動脈血液ガス分析関連直接動脈穿刺法による採血
橈骨動脈ラインの確保
栄養及び水分管理に関わる薬剤投与関連脱水症状に対する輸液による補正
術後疼痛管理関連硬膜外カテーテルによる鎮痛剤
循環動態に係る薬剤投与関連持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整

これらの研修を行い、より自立してケアを行える看護師の育成を目指す資格になります。

おかゆ
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特定機能看護師の資格はまだ始まったばっかり。

これから取得する人が増えていく資格になるよ!!

手術実践指導看護師

「手術看護実践指導看護師」認定制度は、日本手術看護学会が認定している制度です。

2014年より「臨床実践能力の習熟度段階(クリニカルラダー)」レベルⅢ程度の実践力を認定する制度を開始しました。

2022年8月現在254名の実践指導看護師が誕生しています。

手術実践指導看護師に求められるもの

「手術看護の質の保証」

「実践力の向上」

「チームの指導的役割」

現場で実践力を発揮している看護師を手術実践指導看護師に認定することにより、チーム医療を支える人材を浮き彫りにし、手術看護の質の保証と向上を目的としています。

手術看護実践指導看護師の資格取得

応募期間は2023年2月1日から3月31日。申請資格は、下記のとおりです。

手術看護実践指導看護師の申請資格

①看護師免許を有する

②通算3年以上日本手術看護学会の正会員、ただし直近10年以内とする

③手術室経験が通算5年以上

④受験資格ポイントを50点以上取得

認定ポイントは審査書類提出日より過去5年とする

⑤手術看護実践事例1例の提出

⑥申請料30,000円の納付済み証明書と2022年ど入会・正会員費領収書の写しの提出

おかゆ
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今まで紹介した資格の中では、取得が簡単な資格になるよ。

手術室看護師 スキルアップ資格まとめ

今回は手術室看護師のスキルアップになる資格を紹介しました。

・手術室認定看護師

・周術期管理チーム看護師(ぺリオナース)

・特定機能看護師(術中麻酔領域パッケージ)

・手術看護実践指導看護師

どの資格も手術室特有の資格なので、ぜひ取得を目指してみてはどうでしょう?

今回は以上で終わります。

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この記事を書いた人

手術室看護師のおかゆです。
10年以上の経験を持ち、転職を経て今もなお手術室で活躍しています。
このブログでは、私自身が転職活動を行う際に感じた疑問や不安を元に、看護師の皆さまが次の一歩を踏み出す際の参考になる情報を提供しています。

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